腸内フローラと鍼灸治療

最近「腸内フローラ」という言葉が話題になっています。腸内フローラとは腸内細菌の集合体を指し、腸内細菌が腸壁に群生している様子が花畑（flora）に見えることからこのように呼ばれています。

近年の研究により、腸内フローラのバランスを整える方法のひとつとして鍼灸治療が有用である可能性が示されています。鍼灸によって自律神経系に作用し、ストレスの軽減、血流動態の改善、腸管運動の活発化など様々な変化が体内で起こり、その結果として腸内環境に好影響を及ぼすことが報告されています。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、神経系や免疫系との関連が深いことがわかっており、腸内環境と全身の健康の関係にこれまで以上に注目が集まっています。

便秘や下痢、腹痛などでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

小金井グリーン鍼灸治療院