不眠と鍼灸

当院では、不眠のご相談をよくいただきます。
特に夏場は、健康な方でも寝苦しく感じることが多く、不眠にお悩みの方にとっては、よりつらい季節です。

東洋医学では、不眠は「血(けつ)」の不足によって引き起こされると考えられています。
ここでいう「血」は、西洋医学でいう血液とは異なる概念ですのでご注意ください(リンク:東洋医学について②気・血・水)。

「血」には、体に栄養を与え、潤し、心身を落ち着かせるという作用があります。
この「潤す」「落ち着かせる」といった働きがうまく機能しないと、脳が睡眠中も活動的になってしまい、なかなか眠れないという状態になります。

さらに、「血」は睡眠中に作られやすい性質があるため、眠れない → 血が作れない → 血が不足する → ますます眠れないという悪循環に陥ってしまうこともあります。

この悪循環を断ち切るためには、鍼灸やマッサージによる施術が効果的です。
また、不眠の改善には、セルフケアとしてのお灸も有効です。ご来院の際には、お一人おひとりに合った経穴(ツボ)をご案内いたします。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

小金井グリーン鍼灸治療院

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