リラックスのコツとは

前回のコラム「ストレスと自律神経とハリ灸のお話」とつながるコラムです。

無意識のうちに肩に力が入っていたり、手を硬く握っていたり、顎に力が入っていたりすることはありませんか?これは日常で受けるストレスをうまく受け流したり、発散させたりすることが出来ないときによく現れます。この状態が続くと、肩こりや腕の疲れ、顎の痛みなど辛い症状の原因になります。一番の対処法は体をよく休めることです。質の良い休息をとるには、いかに交感神経の活動を抑え、副交感神経を働かせるかということが大切です。

副交感神経を働かせ、より良い休息をとる方法はハリ灸以外にもお家でできる簡単な方法があります。
まず一つ目はお風呂です。37~39℃のぬるいお湯に10分以上、ゆっくり入るとリラックス効果が上がりより良い睡眠がとれるようになります。
二つ目はストレッチです。これはお風呂で温まった後、寝る前に行っていただくのが効果的です。特に、ももの裏など大きな筋肉を伸ばすと良いとされます。勢いをつけずにゆっくり15秒ほどかけ伸ばすと効果的です。またこの時、息を吐きながら行うと力まずリラックスして行うことが出来ます。伸ばす程度としては、痛みを我慢して行うストレッチでは目的が変わってしまうので、気持ちいいと感じる程度がオススメです。
他にもお家でできるリラックス法は、軽めのマッサージや白湯を飲む方法など様々あります。

また、当院では患者様の状態に合わせ、お家でできるリラックス法の指導も行っています。セルフケア法など、より詳しく知りたい方はお体の状態に応じてお話いたしますので、お気軽にご相談ください。

小金井グリーン鍼灸治療院