お知らせ

月別アーカイブ: 2021年4月

春と自律神経

春

前回、自律神経についてのコラムを書きましたが、今回は自律神経と季節の関わりのお話です。

自律神経というのは、安定を好むので生活のリズムや環境の変化が少ない方が正常な働きします。
そのため春は、自律神経の乱れが起こり心身の不調が起こりやすいといわれています。
春は気温や気圧の上下、仕事の部署替え、引っ越し、入学など様々な身の周りの変化が起こる時期です。そんな変化の多い季節なので、自律神経も周りの環境に合わせて心身のバランスをとるよう頑張ります。しかし、体力や気力の落ちているタイミングでは変化についていくことが出来ず、自律神経が乱れ心身のギブアップのサインとして様々な不調が現れます。
そんな時は適度な運動・バランスのいい食事・深い睡眠・規則正しい生活リズムというのが大事になります。しかし、厄介な点があり春の不調はこれらの対応策が頭でわかっていてもなかなか体が動いてくれないところにあります。これもまた、自律神経の不調の難しいところで心と体の両方に症状が現れやすい特徴があり、やる気が起きないので行動できないという悪循環に陥りやすいです。
そんな時にその悪循環を断ち切るきっかけを作ることが出来るのが鍼灸マッサージです。鍼灸マッサージは体表からの刺激が自律神経に作用し、心身共に治療できる数少ない治療法です。
当院では東洋医学的な考え方の治療も行っています。東洋医学の考え方では、病気(病名)でみるのではなく患者様一人一人の心身の状態を把握してその方に合わせたオーダーメイドの治療ができます。そのため、西洋医学の観点から診て異常がなく治療法の少ない不定愁訴などに対しても効果的な治療ができます。

気になる不調や症状がある方はお気軽にご相談ください。

小金井グリーン鍼灸治療院

自律神経とは

自律神経

最近、自律神経についてのご質問や相談をよく受けるので少し解説したいと思います。

自律神経とは、体の働き(特に内臓など)を自動で無意識の内にコントロールしてくれる神経のことです。
自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、二つの神経は主に反対の作用をしておりお互いにバランスを取り合っています。

交感神経はもともと緊急時に働く神経とされており『逃げる』『戦う』などの時に体を効率よく動かすために働く神経とされています。安全な暮らしをしている現代では緊急時というのも少ないため、軽度なストレスなどにも反応して神経が興奮します。そのため、日中にストレスを受けた日は目がさえてなかなか寝付けないなどが起こります。交感神経が過敏に反応して、『休む』のではなく『動かす』ように体を準備してしまうためです。

副交感神経は、主に交感神経とは反対の働きをする神経です。体や脳を休めるときに働き、効率のいい休息を取れるように働いてくれます。また、体が休んでいる時に消化器を活性化して排泄を促すなど内臓系の働きとも関係が深いです。そのため、副交感神経の働きが十分でないと上手に体を休ませることが出来ない、お通じの調子が悪いなどの不調が現れます。また、消化器系関連の症状では交感神経と副交感神経のバランスが崩れ副交感神経の過剰な興奮が起こると、下痢や便秘を繰り返すなど過敏性腸症候群といわれる疾患にもつながります。

これらの交感神経と副交感神経は互いにバランスよくコントロールされ、体の働きを支えています。そのコントロールが崩れた時に心身のバランスが崩れ様々な不調が現れます。
鍼灸マッサージの治療では、体表から自律神経に作用して交感神経と副交感神経のバランスをとる手助けができる数少ない治療法です。また、東洋医学の考えを用いた治療では心と身体を同時に治療が出来るので、自律神経に関する大部分に対して治療が行えるというメリットもあります。

上記したこと以外にも自律神経は奥深く、様々なことと関与します。また機会があれば載せたいと思います。

当院では、心と身体を対象とした全体治療を心がけています。気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

〇過去のコラム
ストレスと自律神経とハリ灸のお話

小金井グリーン鍼灸治療院