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月別アーカイブ: 2018年12月

リラックスのコツとは

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前回のコラム「ストレスと自律神経とハリ灸のお話」とつながるコラムです。

無意識のうちに肩に力が入っていたり、手を硬く握っていたり、顎に力が入っていたりすることはありませんか?これは日常で受けるストレスをうまく受け流したり、発散させたりすることが出来ないときによく現れます。この状態が続くと、肩こりや腕の疲れ、顎の痛みなど辛い症状の原因になります。一番の対処法は体をよく休めることです。質の良い休息をとるには、いかに交感神経の活動を抑え、副交感神経を働かせるかということが大切です。

副交感神経を働かせ、より良い休息をとる方法はハリ灸以外にもお家でできる簡単な方法があります。
まず一つ目はお風呂です。37~39℃のぬるいお湯に10分以上、ゆっくり入るとリラックス効果が上がりより良い睡眠がとれるようになります。
二つ目はストレッチです。これはお風呂で温まった後、寝る前に行っていただくのが効果的です。特に、ももの裏など大きな筋肉を伸ばすと良いとされます。勢いをつけずにゆっくり15秒ほどかけ伸ばすと効果的です。またこの時、息を吐きながら行うと力まずリラックスして行うことが出来ます。伸ばす程度としては、痛みを我慢して行うストレッチでは目的が変わってしまうので、気持ちいいと感じる程度がオススメです。
他にもお家でできるリラックス法は、軽めのマッサージや白湯を飲む方法など様々あります。

また、当院では患者様の状態に合わせ、お家でできるリラックス法の指導も行っています。セルフケア法など、より詳しく知りたい方はお体の状態に応じてお話いたしますので、お気軽にご相談ください。

小金井グリーン鍼灸治療院

ストレスと自律神経とハリ灸のお話

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ハリ灸マッサージはストレスにも効果的ということを知っていましたか?
ハリ灸マッサージは、ただ腰痛や肩こりを治すだけの治療法ではなく、自律神経の調整にとても効果的です。

ストレスと自律神経(身体の自己調整機能)はとても関係が深いです。ストレスを受けると身体の中では自律神経が反応し、血流の変化や内臓活動の変化等様々な反応が起こります。また、精神的にも影響を与え気分の浮き沈みなどの反応も起こります。
自律神経には交感神経と副交感神経というものがあります。交感神経はストレスを感じたときに働く神経です。本来は危機的状況下を脱するために、逃げたり戦ったりするために働く作用があると考えられています。逆に副交感神経はリラックスしているときに働き、内臓機能を整え心身共に休めるように働く神経です。このように、二つ神経は反対の作用をすることが多く、互いにバランスをとり合い身体の自己調整を行っています。

当院のハリ灸マッサージ施術の後には、眠くなったりトイレが近くなる等の変化がよく現れます。これはストレスが緩和され副交感神経が働いたときにおこる反応です。肩こり等の肉体の症状だけでなく、その原因になるストレスの緩和まで治療の対象と考え施術を行うため、不快な症状の根本的な改善を目指すことが出来ます。頑固なコリや痛みも、肉体・精神ともに治療を行うことで解決に向かいます。

当院では施術中からリラックスをしていただけるよう努めておりますので、痛くないハリ・熱くないお灸での施術を心掛けております。そのため初めてハリ灸を受けられる方でも安心して受診いただけます。

もし気になることがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

小金井グリーン鍼灸治療院