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月別アーカイブ: 2015年10月

マッサージの効果について

あん摩・マッサージ・指圧の違いについては先日記事を書きましたが、効果については知っているようで、知らないことも多いのではないでしょうか。あん摩・マッサージ・指圧(以下マッサージ)は肩コリや腰痛などに対してコリをほぐし、血行をよくするというのが一般的に多く知られている効果だと思います。もちろんそれらの症状に対しても有効ですが、筋肉だけでなく皮膚や関節、神経系、消化器系、呼吸器系などに対しても効果的です。
1、筋肉に関しても、血行をよくするだけでなく、筋の収縮性・弾力性を高める効果や、筋の収縮速度を速くするなどの効果。

2、皮膚に関しては美容面との関係も深く、皮膚全体の新陳代謝を活発にし、皮膚の弾力を強くする効果や、頭皮に行い毛髪の育成を促す効果。

3、関節に関しては、関節内の血行を改善し運動機能を高める効果や、滑液(関節内の潤滑液)の分泌を促し運動を滑らかにする効果、関節可動域を広げる効果。

4、神経系に関しては、自律神経を調整し内蔵の働きを改善する効果や、ホルモン系に作用し体の様々な変調を調整する効果。

5、消化器系に関しては、消化機能を促進する効果や、腸の動きを改善する効果。

6、呼吸器系に関しては、胸郭を広げやすくし肺活量を増やす効果や、肺の機能を高め酸素摂取量を多くする効果。

さらに、ここに書き切れない効果がまだまだ沢山ありますが、上記の1~6のような効果が期待され、それらの作用のおかげで様々な疾患に対してマッサージで治療をすることが出来ます。
<適応疾患の一部>
神経痛、不眠症、五十肩、筋肉痛、腱炎、眼精疲労、頭痛、めまい、慢性関節リウマチ、関節拘縮、骨折・脱臼の後遺症、便秘、食欲不振、気管支喘息、高血圧、乳腺障害、痛風、全身疲労、不定愁訴 etc.

小金井グリーン鍼灸治療院

あん摩・マッサージ・指圧の違いって?

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あん摩やマッサージ、指圧という言葉はきいたことがあると思います。
しかし、その違いを正確に言える人は少ないと思います。
これらの手技には、それぞれ施術の方向性の違い・対象とする組織に違いがあります。

まず、あん摩は衣服の上から遠心性(中心部から末端の方向性)で行います。揉(も)み・捏(こね)ねる手技をメインとし、主に筋肉の硬さをほぐし血液循環を改善させる効果が期待されます。

マッサージは滑剤(オイルやパウダーなど)を用い皮膚に直接、求心性(末端から中心部の方向性)で行います。擦(さす)る手技をメインとし、主にリンパの流れを促進させる効果が期待されます。

指圧は衣服の上から遠心性で行います。ツボなどのポイントに対して一点圧を加え、主に押圧刺激による反射作用で、筋肉や神経などの調整が期待されます。

このようにそれぞれの特徴、利点があります。しかし、最近はすべてを含めてマッサージと呼ぶことが増えているようです。
当院でも最近の風潮に従い、衣服の上から行うものに対してもマッサージという言葉を使っておりますが、臨床の場では症状などに応じて使い分けております。
これらの手技の違いを知っていれば、自身の受けている施術がどれに分類するのか判断できます。そして、その違いをしっかりと説明できる治療院は、信頼のおける治療院だと思いますので、ぜひ治療院選びの参考にしてみてください。

また、これらの施術にはあん摩マッサージ指圧師という国家資格が必要ですので、ご注意ください。日本あん摩マッサージ指圧師会HP

小金井グリーン鍼灸治療院  副院長 菅井